着物買取に必要な情報は!

着物を売りたいと思ったときに必要な情報を更新していきます。

着物に対する意識とは?

着物の購買層と潜在的ニーズ

着物をよく購入している層としては、50歳以上になり、世帯年収が多くなるほど高くなる傾向があり、年収3,000万円以上になると突出しています。比較的若い世代になると、20~40歳代の女性のうち、着た経験がある人は88.9%で、着たことはないけどこれから着てみたいという人は6.4%になり、約96%の人が着たいと思っていることがわかります。そのため、比較的若い世代だとしても着物に親しんだ経験やこれから着てみたいと考えている人は多く、着物に対する潜在的なニーズは高いといえるかと思われます。

 

着物の着用頻度は

20~40歳代の女性で着物を着たことがある人の中で、着用頻度が「日常的」と答えた人は0.3%になり少なめです。また、「習いごと」で着たとしても2%程度になり、全体の8割ぐらいの人が「儀式などで何回か着た程度」と回答しています。全体の中で「儀式以外で機会があれば」と回答した人の割合は9.4%になり、20歳代の女性でみると14.8%になり、他の年代よりも比率が高めになります。20歳代の女性の場合は、機会さえあれば着物を着てみたいと考える傾向にあるようです。

着物を着るにあたっての問題点

儀式で着ることが中心になる着物ですが、着ることに何か問題点を抱えているのか。アンケートで最も多くあげられたのは「着付けができない」が73.7%になりました。次に多いのが「手入れの仕方がわからない」で52.4%、さらに「着こなし方がわからない」が38%になります。着物を持っていたとしても自分で着れず、着こなしやお手入れの方法が分からないために、着物に対して自信が持てないということでしょう。着物に関する知識が増えることで、より身近な存在になるのかもしれません。