着物を処分したいときには…
祖母や母親の形見や親せき、知人からお下がりとしていただいた着物や、成人式や七五三で作った着物が自宅のタンスの肥やしになっている人も多いかもしれません。
着物が好きで、譲り受けた着物が自分のサイズや趣味に合ったものなら、有効活用できるかと思います。ですが、そんなに都合のよいものばかりではないかと思います。成人式や七五三で作った着物ですと、歳をとったり大人になったりしてしまえば二度と着ることがありません。
着る機会がなく、将来的に着る予定がない場合は、どのように処分したらよいのでしょうか。
着物の処分方法について
着物を売る場合に、4種類の方法が考えられます。着物買取専門店で売る方法、質屋で売る方法、リサイクルショップで売る方法、オークションで売る方法になります。
まず、着物買取の専門店を利用する方法を紹介します。
着物買取の特徴
着物買取の専門店には、着物の知識が豊富な専門の査定員がいます。持ち込んだ着物の価値をきちんと査定してもらえるので、価値のある着物の場合は、高額での買取金額が期待できます。
また、こうした専門店の場合になりますと一般的に、着物だけではなく、帯や草履、帯留め、帯締めといった小物類まで買い取りをしてくれます。
高く買取ってもらえる着物
高く買い取ってもらえる着物としては、有名作家のものや人間国宝、大島紬、西陣織といった有名な産地のもの、未使用のもの、サイズが大きめのもの、格の高い着物、珍しい素材の着物などになります。