着物処分は適切な方法で
着物処分は、着物の状態によって適切な方法で行うのがポイントになります。
着物の状態が悪い、または安価な素材
汚れや傷があったり、破けたりしているなど保存状態が悪いものは買い取りしてもらえないことがあります。そういった着物ですと人に譲りにくく、綺麗な部分をリメイク用の材料に使うことはできます。ですが、こういった着物の場合ですと、基本的にゴミとして処分する方法を考えましょう。
また、ポリエステルといった化繊やウールの着物になりますと、買い取りするお店はほとんどなく、仮に買い取ってもらえたとしてもかなり安い査定額になり、手間をかけるだけ無駄かもしれません。
高く買い取ってもらえる条件が整っている
正絹や麻の素材で保存状態がよく、デザインも古くなく、サイズが極端になるものでなければ買い取りにだすことをおすすめします。
有名な産地のものや作家物、長襦袢とセットになっているものですと、思った以上の高値で買い取りしてもらえることがあります。買取価格はお店によって異なりますが、数か所で査定をしてもらうことをおすすめします。
手放せない
大切な人から譲り受けた着物や形見の品といった、どうしても手放したり捨てたりすることができないものがあるかと思います。そういった着物の場合ですと、リメイクすることで手元に置いておくという方法をおすすめします。
普段に着ることができるブラウスやスカートにしたり、気軽に持ち歩けるバッグやアクセサリーといった小物に作り直すことができます。手芸が得意な場合は、自分でリメイクしたり、プロにお願いすることでパーティドレスなどにリメイクすることも可能です。