着物買取に必要な情報は!

着物を売りたいと思ったときに必要な情報を更新していきます。

紬の着物買取はいったいいくらに?相場は?高価買取してくれるのはどこ?

紬は、お洒落着として楽しめる織り着物になります。ですので、フォーマルな場には着ることはできませんが、ショッピングやデートなど幅広く活用できるので人気が高い着物になります。

紬とは?

紬は、蚕の繭(まゆ)から糸を取り出して、それを丈夫に織られています。凹凸の肌触りが独特で、落ち着いた色合いのものが多くあります。半襟を色物にしたり、帯を古典柄やモダン柄などを合わせることができます。そうした遊び心が持てるので年代を問わず人気があります。

かつては、野良仕事の作業着とされていました。軽くて着心地が良く、独特の温もりがお洒落着として人気になりました。普段着としてだけではなく、紋を入れると色無地は、正式ではありませんがフォーマルなパーティーに合わせられます。

紬の着物は、半幅帯や名古屋帯、洒落袋帯を締めて、帯揚げや帯締め帯留めなどのコーディネート次第で印象がガラリと変わり人気です。

紬は全国で織られています。産地によってその個性はとても豊かです。たとえば、紬といえば真っ先に浮かぶのが三大織物のひとつとされる大島紬になります。大島紬(おおしまつむぎ)の産地は鹿児島県本土と奄美大島になります。泥染めは、黒い光沢がでて、そのうえシワになりにくいのが魅力になります。

そのほかにも有名な結城紬の産地は、茨城県と栃木県になります。保温性が高く、着るほどに生地がやわらかくなり風合いが増していきます。亀甲などの柄は小さくなればなるほど高度な技術が必要になりますので、高価な着物になります。

着物好きから人気の塩沢紬の産地は、新潟県です。特徴としては、さらさらした肌触りと張りになります。着崩れがしにくいので、単衣の着物として作られることが多くあり、裾さばきの良さが人気の一品です。

裏地を付けた袷(あわせ)になりますと、10月から5月まで長く着られます。裏地のない単衣(ひとえ)は、6月と9月に着ます。7月と8月は薄物と呼ばれ、夏らしく涼しい素材でつくられる紬は、年間を通して快適に着ることができます。

紬の買取をしてくれるのはどこ?

カジュアルな場に着て行くけるのにもかかわらず、作る手間や熟練した技術が要求されることから仕上げるのに時間が掛かり、価格が高額になります。

・インターネットで申し込める着物買取専門店

インターネットで申し込める手軽さと無料で自宅に出張で来てくれたり、郵送でも査定してくれますので、手間が掛からず便利なサービスです。自分に着物の知識がない場合でも、プロの査定員が査定をしてくれます。そして、紬は査定額が高額になりやすく納得のいく価格で買い取ってもらえるはずです。もちろん査定だけで買取を断ったとしても、手数料や出張料が掛からないので安心です。

紬の買取相場

・保管状況で買い値が左右

もともと普段着として作られていたので、紬は丈夫です。三世代にわたって着ることも珍しくないため、保管状況の良し悪しにて値が大きく変わってきます。紬は糊(のり)を使用しているのでカビの原因になりやすいという要素を含んでいます。濃い色目の紬は、カビを見つけやすくありますので、定期的に確認しましょう。そして、たまにタンスの空気を入れ替えてあげる必要があります。

・実際の紬の買取価格は3,000円~100,000円以上

紬は、大きめのサイズで状態が良く、人間国宝や有名作家の証紙があるとかなりの高値が期待できます。また、紬の産地や柄によっても価格が違います。経済産業省指定伝統的工芸品に入っていると、これも高値が付きやすくあります。無名のものでも3,000円~10,000円と相場が高めなのは、そもそも生産量が少ないことやお洒落着として人気が高いので、需要があるからです。