着物買取に必要な情報は!

着物を売りたいと思ったときに必要な情報を更新していきます。

絞りの着物買取はいったいいくらに?相場は?高価買取してくれるのはどこ?

絞りは布を糸や器具で挟んで、部分的に染まらないようすることで模様をつけた染めの着物になります。

絞りとは?

絞りとは、糸や器具を使い、くくったり挟んだりすることで、布に染まる部分と染まらない部分をつくりだします。染まらない部分を使って、バリエーション豊かな模様をつくりあげる必要があり、熟練した技術が必要な染めの着物になります。「絞り」という名称は、染色の技法から付けられました。

絞りの生地で作られる着物は色々あります。振袖、訪問着、付け下げ、色無地、小紋などになります。

カジュアルな着物になりますので、パーティーといったフォーマルには不向きかと思われていますが、そもそも振袖や訪問着は、格が高いので披露宴やパーティーなどにも相応しい着物になります。合わせる帯は、TPOによって名古屋帯から袋帯まで締められます。総絞りの振袖に袋帯を合わせますと、成人式や卒業式などのお祝いに、また、絞りの訪問着に袋帯を合わせますと披露宴やパーティーといった華やかな場にもぴったりです。

小紋はお洒落袋帯名古屋帯を合わせることで、気軽に出掛けるプライベートのシーンに幅広く着て行くことができます。また、最近は、夏に、絞りの浴衣を半巾帯などと合わせて着て行くというのが人気あります。

絞り染めは、糸で縛ってつくることによって生地の表面に凹凸が出るのが特徴になります。手法によって異なりますが、型などの器具を使って染め抜かれたものは、生地の表面に凹凸感のないものがあります。

絞りの種類は豊富にあります。有名なものとしては、振袖や帯揚げに使われる鹿の子疋田(ひった)、縫い締めなどです。疋田は非常に目が細かく高度な技術が必要とされています。一枚の絵のように仕上げられる絵羽模様の訪問着は、作成に数年がかかるといわれており希少価値が高くなります。

絞りの買取をしてくれるのはどこ?

・インターネットで申し込める着物買取専門店

インターネットで申し込める着物買取の専門店になりますと、メールで申し込むだけですぐに自宅に来てくれたり郵送で査定をしてくれます。

出張料金や郵送もすべて無料になりますので安心ですし、プロの査定員が査定してくれます。例えば手間暇と技術をかけてつくられた辻が花の絞りですと、見極められ価値のあるものになりますと驚くほどの高値になります。もちろん、査定した後に買い取りとキャンセルしたとしても一切料金がかかることはありませんので、とても気軽に頼むことができます。

絞りの買取相場

・保管状態が重要

絞りは凸凹の立体感と華やかさが特徴でもあり魅力でもあります。ですから、お手入れの仕方を間違ってしまいますと、絞りが伸びてしまいます。また、シミに気付かずタンスに入れてしまうと変色してしまいます。特に色無地はシミが目立ちやすいので価値が下がりますので注意が必要になります。

・実際の絞りの買取価格は5,000円~100,000円以上

絞りは手間がかかりますので、生産数がどうしても少なくなりますので、購入時の価格が高額になります。少しでも安く手に入れたい人が多いので、市場で需要があります。そして、大きいサイズで状態の良いものは高値が付きやすいです。

人間国宝や有名な作家の作品になりますと、かなり満足のいく価格で買取ってもらえるでしょう。無名の絞りだとしても、状態によりますが5,000円から10,000円となり他の着物にくらべ高額になる傾向があります。