着物買取に必要な情報は!

着物を売りたいと思ったときに必要な情報を更新していきます。

付け下げの着物買取はいったいいくらに?相場は?高価買取してくれるのはどこ?

付け下げは、訪問着に準じた正装の着物になります。お茶席から外出着まで様々な用途に着られる着物ですので、広く親しまれてとても人気があります。

付け下げとは?

付け下げは、正絹でできた染めの着物になります。訪問着のように着物の形に仮仕立てをしてから染めるのではなく、長い反物のまま染めます。

そのため、着物に仕立てた時には、すべての柄が上を向いています。そして、柄が縫い目にかかることがないのが特徴になります。

訪問着よりもやや格下の着物とされいます。また中には、古典柄などの格式高い柄をあしらった、訪問着に近い「付け下げ訪問着」と呼ばれるものもあります。そして、着物全体に柄の入ったものは「付下げ小紋」といます。これは、一般的な小紋と同じように普段着の着物に分類されています。

付け下げ訪問着は、縫い目をまたいで柄がつながるように作られているものなので、訪問着と見分けがつきにくくあります。ですが、胸と襟の縫い目は柄がつながっていませんので、そこが見分けるポイントになります。

付け下げを買い取ってくれるのはどこ?

付け下げは、作るのに比較的手間がかからないため、訪問着よりも手ごろな値段で売られています。

・インターネットで申し込める着物買取の専門店

着物買取の専門店は着物のプロが査定してくれますので、売りたい付け下げの価値を正しくジャッジしてもらえます

一般的に訪問着よりも価格が手ごろになる付け下げですが、有名作家の作品などになりますと高価なものになります。ですから、着物の価値がわかる専門家に査定してもらうことがとても大切です。

付け下げの買取相場について

用途が広いので、需要の高い付け下げの着物ですが、実際にはいくらで売れるのか気になりますよね。

・未使用品・保存状態が良いもの

一度も袖を通していない着物や、反物のままですと、より高い買取額がつく傾向があります。

当然、保存状態が悪い場合やカビやシミ、虫食いといった穴などがある場合には、買取額が下がったり、もっと酷いと買い取りが不可ということもあります。

多少のシミがあるものだとしても、着た時に表に出ない場所でしたら、値段は下がったとしても売れる場合がありますので、無料で査定をしてくれるお店にまずは査定をしてもらうといいでしょう。

・証紙がある

証紙とは証明書になりますので、産地や品質を明らかにするものになります。反物の端などに付いています。ですので、証紙があった方が品物の信用を証明してくれるので、より高く買い取ってもらえる可能性が高まります。

・実際の付け下げの買取価格は数百円から数万円

様々な場面で着ることができますので、そして、未婚既婚の区別もありませんので、付け下げは需要が高くあります。それだけ売りやすい着物ともいえます。

未使用品や高級品、人気作家の手掛けた作品で証紙がある場合は、数万円以上の値がつくことがあります

ただし着物の買取価格は実際の品物を見ないと決められないため、同程度の価格・品質の着物でも、保存状態やサイズなどの条件によって買取価格は変動しますので、注意してください。