着付けには欠かせない帯の結び方
帯の結び方の種類は様々です。基本となる文庫結びやお太鼓結び、振袖を着る際のふくら雀結び、アレンジできる結び方といったように様々な帯結びが存在します。
一重太鼓結び
基本の結び方になります。基本になりますので、これが結べるようになりますと殆どの着物を手軽に着れます。
二重太鼓結び
礼装の時に袋帯で締める結び方になり、お太鼓の部分を二重にします。二重にしますと見栄えがよくなりますので装いが華やかになります。
角だし結び
基本の文庫結びをアレンジした結び方になり、大人な印象を与えることができます。紬に合う結び方で、半幅帯を使いますと浴衣に合う形になります。
文庫結び
浴衣の帯結びの基本になります。まず前で結んでから、後ろに回す結び方が簡単です。大人びた着こなしを演出する結び方になります。
蝶結び
浴衣用に合う結び方になりますので試してみることをおすすめします。
男結び
角帯で結ぶ男性用の帯結びになります。代表的な結び方としては、貝の口結びがあります。
ふくら雀結び
振袖用の結び方になり、ふくらみが特徴で古典的な印象を持つ女性らしい結び方になります。雀が飛び立つイメージの結び方になり、特に若い女性に人気があります。
蝶文庫結び
同じく振袖用の結び方になり、小柄な方にお勧めで、文庫結びに蝶の羽根をアレンジすることで可愛らしい印象になります。
花結び
こちらも同じく振袖用の結び方になり、古典的なふくら雀を変化させた結び方になります。仕上がりとしては、まるで蝶がとまっているように見えて羽根の形が美しくあります。