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着物の保管方法は?防虫剤と防湿剤編

防虫剤と防湿剤

保管方法として防虫剤や防湿剤がありますが、使い方に注意が必要となります。

・防虫剤と防湿剤は1種類だけ。

いろいろな種類の防虫剤や防湿剤を併用して使うと、化学反応を起こしてしまいます。そうしますと大切な着物が変色したりシミを作ってしまうことがあります。効果の高いものを1種類だけ使うようにしましょう。シリカゲル(乾燥剤)は、防虫剤と併用したとしても化学反応の心配が無いとされています。

・防虫剤は着物専用のものを。

金糸や銀糸を使った着物ですと、特に化学反応を起こしやすくありますので、着物専用の防虫剤を使うようにしましょう。

・着物に直接触れないように置く。

絹の着物は変色しやすく、薬品でできている防虫剤を使いますと注意が必要になります。引き出しや衣装ケースの4隅に防虫剤や防湿剤入れて、着物に直接触れないようにするのがよいでしょう。