着物買取に必要な情報は!

着物を売りたいと思ったときに必要な情報を更新していきます。

着物をリサイクルするにはどういったお店に売れるの?

着物をリサイクルしたいと思ったときに、リサイクルショップに売るか着物買取専門店に売るかの2択があります。

どちらがどう違い、どういうお店に売るのが良いのかを紹介します。

リサイクルショップに売る場合

家庭にある中古品や古いものを処分する場合に、どの街にもあるリサイクルショップは、身近でとても便利です。

着物を売るときに、一番最初に思い浮かぶのはやはりリサイクルショップではないでしょうか。

リサイクルショップへ着物を持ち込むときの流れとしては、

  1. ショップに持ち込む
  2. 査定をしてもらう
  3. 査定に納得したら買い取ってもらう

こういった流れになります。

リサイクルショップによっては、着物買取を不可としているショップもありますので、まずは着物の取り扱いがあるかを確認する必要があります。

そこで気になる買取価格ですが、リサイクルショップに出しますと高額買取を期待することはできません。

どんなに素晴らしい着物だとしても、古着扱いとなりますので、1枚が数十円〜数百円、もしくはただの古い布やハギレ扱いになりますと、ダンボールで数箱持って行ったとしても数百円の買い取りになってしまうことがあります。

リサイクルショップには着物の価値がわかるスタッフがいない場合が多く、こまかい査定ができないことが多いので、着物の価値が価格に反映されません。せっかくの着物も二束三文の買取になってしまいます

わざわざ車で持ち込んだり、宅急便で送ったとしても、ガソリン代や送料を考えますとかえって収支がマイナスになる場合があります。事前に着物買取の有無やどれくらいの価格で買い取ってもらえるのか、どんな状態の着物でも買取可能になるのかなどの問い合わせをすることをおすすめします。

着物買取専門店に売る場合

最近ですと、着物の買取を専門にしているお店が多数あります。

着物に詳しい専門のスタッフがいるお店になり、着物を中心に買い取ってそれをリサイクルしています。

ほとんどの場合は、

  1. ホームページから査定を申し込む
  2. 出張の場合は自宅に査定員が訪問して、宅配の場合は着物梱包キットが送られてくるので着物を送る
  3. 査定をしてもらう
  4. 査定に納得すればそのまま買取、納得できなければ返却

このような流れになり、多くの買取店では無料で出張査定に来てくれ、宅配買取の場合だとしても、こちらから着物を送る時の送料を負担してくれます。

着物買取店の中にも、ポリエステルやウールの着物を買取不可としていたり、小物類は買い取らないお店もありますので、また、どんな状態の着物でも買い取ってくれるお店もありますので、着物買取専門店に出す場合はお店選びが重要になります。

買取価格については、着物の質や状態によりますので、数千円から状態が良くて価値の高いものになりますと数十万円になることもあります。

証紙つきの希少なものや有名作家の着物になりますと高額買取が期待できます。

着物専門の査定員が、一点一点丁寧に査定をしてくれますし、価値のあるものは価値のある価格で買い取ってくれますので、大切にしている着物をただの布切れのように扱われることはありません。

まとめ

着物買取専門店とリサイクルショップの一番大きな違いは、着物に詳しいスタッフが査定をしてくれるかどうかになります。

次のユーザーを想像したり次の使い道を考えて、できるだけ高額に買い取りをしてくれる着物買取専門店と、ただ単純にリサイクルを目的としているリサイクルショップとでは、着物の扱いや買取価格に大きな差が出てくるのは仕方ありません。

これまで大切にしてきた着物を、大切に扱ってくれる着物専門店に任せると、高額買取が期待できるだけでなく、次のユーザーへの丁寧な橋渡しができるでしょう