着物買取に必要な情報は!

着物を売りたいと思ったときに必要な情報を更新していきます。

御召の着物買取はいったいいくらに?相場は?高価買取してくれるのはどこ?

御召は御召縮緬(おめしちりめん)の略になります。織の生地の中で、最高ランクの着物とされています。

御召とは

御召は縮緬に手法を加えてつくられた絹織物になります。シボと呼ばれる表面が凹凸になる織りの着物の中では最高級品です。この着物の特徴は、張りがあり着やすく着崩れしにくく、更にシワになりにくいです。

通常、織りの着物はカジュアルとされていますが、御召は別格になります。
御召と呼ばれるのは、江戸時代の将軍が好んでお召しになったからとも言われ、大正から昭和にかけてとても流行りました。

御召は種類が豊富にあり、紋を入れて友人の結婚式の披露宴やお茶会に来て行くことのできるのが無地の御召、卒業式の袴に合わせるのが定番の絣御召、お出掛けやお稽古事に着て行くのが縞御召などさまざまになります。

産地は、御召の中でも最高級とされる風通御召の桐生、京都の西陣新潟県十日町山形県米沢が有名になります。

10月から5月までは、裏地のある袷(あわせ)になり、6月と9月は、裏地のない単衣(ひとえ)、夏物とされる薄物があります。御召は、裾さばきが良く動きやすいので単衣も人気があります。

お召しの買取をしてくれるのはどこ?

・インターネットで申し込める着物買取専門店

住んでいる地域に関係なく全国どこからでも利用できるのがインターネットでの着物買取の専門店もあり、手間がそれほど掛かりません。自宅に来てもらう出張手数料は取られません。宅配便で送ったとしても郵送の送料が不要になります。そういった費用が全て無料の専門店がありますので、気軽に申し込みができます。しかも着物のプロが丁寧に査定してくれるので、着物が有名作家の作品と判明し高値が付くことがあります。

しかも無名の御召だったとしても、実店舗を構えない専門店は、テナント料といったコストが抑えられるため、その分を査定額に乗せてくれるので人気があります。

御召の買取相場

・御召は縮まず保管できているかが大切

御召は水に弱い生地になりますので、水に当たった部分の生地が収縮してしまいます。食事や雨や汗などが原因で水を吸ってしまい、縮んでしまったのに気が付かないままでタンスにしまい込んだり、保管の仕方によっては湿気を吸ってしまいますので、そのシワを伸ばすには湯のしという加工をしなくてはいけません。価値のある御召でも縮んでしまいますと買取額が下がってしまいます。

・実際の御召の買取価格は500円~100,000円以上

御召は160㎝以上の大きめのサイズ、状態が良いもので人間国宝や有名作家の証紙がありますと買取額が高く付きやすくなります。また、御召の産地や柄によって価値が変わってきます。

無名のものになりますと、500円~1,000円程度になることも少なくありません。経済産業省指定伝統的工芸品であることやお洒落な方に人気が高いので、物によっては驚きの値が付くことがあります。